インド産ニーム核油調整品<葉面散布・灌水用>
[商品詳細・規格]
商品名:ニームガード
包装:1L入りアルミパウチ
原料:ニームオイル(ニーム核油)
ニームオイル原産地:インド
製品製造地:日本
主な含有成分:アザディラクチン
用途:農作物・植物への葉面散布・灌水・灌注に使用
[ニームガードの特徴]
ニームガード(ニームオイル調整品)はインド産の薬木ニーム(日本名:インド栴檀)の種子の中心部分(以下、核と表記)を厳選し、圧搾した植物油を葉面散布・灌水・灌注用に調製した環境改善資材です。ニーム資材の原料は主にニームの果実、種子、核の3種類に分けられます。この3種類の原料で環境改善資材として有効な成分が一番多く含まれているのが核になります。核油粕とその他の油粕では有効成分の含有量に格段の違いがあります。弊社のニームガードはこの核から圧搾したニームオイル(ニーム核油)を原料に使用しております。
ニーム核油 (ニームガードの原料) |
ニーム種子油 | ニーム果実油 | |
---|---|---|---|
核の含有量 (重量比) |
100% | 約25% | 約12% |
有効成分 | 約2,000ppm | 約500ppm | 微量 |
原料の写真 |
原料のニームオイルは植物油なのでそのままでは水で希釈する事が出来ません。葉面散布や灌水、灌注でお使い頂くには乳化剤を入れて希釈する必要があります。またニームオイルは平均気温の高いインドに生えている植物から採れる油なので、気温が下がると非常に固まり易いと言う特徴が有ります。
そこでニームガードは安全性の高い食品用の乳化剤を国内でニームオイルに配合、調製しておりますので、水で簡単に希釈でき、希釈後も油分が分離し難く、気温が下がって固まっても短時間でもとの液状に戻せる、安心・安全で良質な作物の生産に最適な資材です。
[ニームガードの使用効果]
■圃場環境の改善
ニームオイルに含まれている有効成分により、放線菌等の有用微生物が増殖され、土壌の団粒構造化の促進、土壌環境の改善、生物的環境負荷の軽減等の効果が期待されます。「放線菌」は土壌の病原菌を抑え、有機物の分解を助けるといった働きがあり、農作物に対してとても有用な菌です。
■品質と収量の向上
品質の向上、収穫量の向上等の効果が期待されます。
■病害虫に対する抵抗力の向上
ニームオイルの圃場環境の改善効果により樹勢が旺盛になり、病害虫に対しての抵抗力や秀品率の向上が期待されます。
以上の効果により健全で品質の良い農産物が作れ、儲かる農業へと発展させてくれます。
[使用方法&希釈倍率]
使用時期 | 使用頻度 | 希釈倍率 | 希釈液使用量 | |
---|---|---|---|---|
葉面散布 | 使い始め1~2週間 | 3日毎に1回散布する。 | 500倍 | 1m2辺り1L |
使用効果確認後 | 7~10日毎に1回散布する。 | |||
潅水・灌注 | 定植後~収穫まで | 7~10日毎に1回散布する。 | 500~1,000倍 |
[ニームガードに関する注意事項]
- 使用前に良く振ってからお使い下さい。
- 農薬・液肥との混合は可能ですが、アルカリ性農薬との混用は避けて下さい。成分が沈殿もしくはゲル化する場合があります。
- 直射日光は避け、使用時以外は密封し、お子様の手の届かない冷暗所に保存して下さい。また開封後はすみやかにお使い下さい。
- 冬期注意事項
ニームオイルは性質上、15℃以下になるとゲル化、固形化します。ゲル化、固形化した製品はそのまま使用すると十分な環境改善効果が確認出来ない場合がありますので必ず60℃前後のぬるま湯に1~2時間程つけ、完全に液化させてからご使用下さい。一度ゲル化、固形化した製品は必ず液化(サラサラのサラダ油状)を肉眼で確認してから、ご使用下さい。 - 育苗時から定植後数日間の使用注意事項
必ず少数にて1,000倍希釈以上でご試用頂き、障害が無い事を確認後、ご使用下さい。